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沖縄の線香ヒラウコー(平御香)と他県の線香の違いとは?

お盆の時期や仏壇のお参りに欠かすことのできない線香。この線香もまた、沖縄では他県と大きく違った特徴があるので初めて見る人にとっては驚くかもしれません。形状や原料など、今回は沖縄の線香「ヒラウコー」に関する情報をまとめてみました。

沖縄葬儀で使用する線香ヒラウコー(平御香)の画像

他県と沖縄の線香の違い

平べったい黒い板

沖縄独自の線香「ヒラウコー」は漢字で書くと平御香。その文字通り、平べったい板状をしており、黒色なので地域によっては「クルウコー」とも呼ばれています。

一般的な大きさは長さ15センチ、幅1.5センチほど。一枚をチュヒラ、二枚をタヒラと呼び、拝む目的や場所によって縦の筋に沿って割り、最大6本に分けて使います。

スーパーでいつでも購入可

ヒラウコーは沖縄県内のスーパーで購入可能

線香を買い求める場合、他県では仏壇店が一般的だと思いますが、沖縄ではスーパーやコンビニでもよく見かける非常に身近な存在です。価格は120~150円ほどで、大抵一箱40枚入り。他では購入できない物珍しさから、沖縄土産として買って帰る旅行者もいるようです。

原料は車麩のデンプン

ヒラウコーの原料はいたってシンプル。沖縄料理でおなじみのふーちゃんぷるー、その車麩を作る工程で出た副産物・デンプンを主に使用しています。そこに木炭と樹皮粉に水を加えて練り上げ、形を整えた後乾燥すれば出来上がり。

火を点けたのに匂いがしない?

芳香成分が含まれていないので、白檀などのいわゆる線香らしい香りは一切なし。また、火を点けようとしてうまくいかないとしてもご心配なく。なかなか着火しないのは昔から変わらないシンプルな材料と製法で作られているためです。

沖縄の長い歴史と先祖供養の心から生まれた線香ヒラウコー。時代が変わっても独自の製法や形状が変わることなく守り伝えられているのも、門中行事や伝統文化が色濃く残る沖縄らしい所といえるでしょう。ご先祖を想う気持ちとともに、これからも次の世代へ受け継いでいきたいですね。